波小僧
遠州七不思議のひとつ、「波小僧」。
春野でも南向き斜面の山の中腹以上でないと聞こえませんが(追記:海が直接見える高さではありません)、昨日と今日は波の音がすごかったです。普段から、天気が雨になる前にゴーという低音が聞こえますが、意識して集中しても分からない人もおります。どちらというと南側の福田や浅羽の方から聞こえることが多く、今日もそちらからはやや大きめに聞こえていました。
それとは別に、家の中にいても、遠くでロックコンサートでもやっているのかしら?と思えるような、ドラムの音のように聞こえました。それもリズムがあるように聞こえたのです。いつもは気にしない人も、今日は聞こえると言ってました。普段より、南東方向から聞こえました。
(追記:こちらにつきましては別の音だったようです。コメント欄にて、掛川市のつま恋で行われたコンサートではないかという意見が寄せられました。調べてみると、
ap bank fes '11 Fund for Japanという公演だと思うのですが16日から18日まで行われています。17日と18日の昼に聞こえたことや、方向的にもリズム的にも、おそらくそうだと思います。)
さて、
こちらのページをみますと、類似するお話に
秋葉神社の建設時、藁人形が労働力として用いられた。人形たちはよく働き、その年は大豊作となった。仕事が終わって人形たちを川に流さなければならなくなったとき、人々はこれを惜しみ、その後も豊作になるよう天気の具合を教えてほしいと頼んだ。以来、海の鳴る音で天気を知ることができるようになった
という風に書いてありました。昔から春野の山でも聞こえていたということかと思います。
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