春野(お山)暮らしで案外多いのが停電です。
先週は梅雨の合間の猛暑の中。お昼過ぎに熊切地区の広い範囲で1時間ほど停電になり。
その前は夜7時頃から2時間、森町から春野南部にかけて真っ暗でした。
昨年は真夏に1日以上川上地区で停電がありました。
その他大なり小なり、停電があります。
原因は落雷、倒木、土砂崩れ・・・と。いろいろです。
春野の人は寛大です。
「これも田舎暮らし」と。停電と上手くお付き合いしています。
そうは言いながらも、田舎暮らしでも電気が停まると不自由になります。
改めて電気依存の生活であると実感する瞬間です。
改めてそう聞いてみると、山里では停電が多いことが理解できます。
不意の停電は、なにかと困らされると思います。
どっぷり電気エネルギーにつかっているのですね。
電力だけでなく、石油エネルギーにもどっぷりつかっています。だからといって、昔の生活に戻れなくなってしまっているのが、いまのわれわれです。脱原発というのは優しいですが、はたしてその社会に及ぶ影響は甚大です。
停電など不自由を体験しないと、エネルギー対策を真剣に考えないようです。
どこかで他人事と思っているのでしょう。
春野のように頻繁に停電が起っても、いざ灯りが戻ると、その不自由さを忘れてしまいます。
なかなか根の深い問題です・・・。
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