産業まつりで一番の目玉は、自然薯。県の品評会でしばしば良い成績を修めています。栽培は各地で行われていますが、山で採ってきた種芋を選抜して増やしたり、土を工夫したりとそれぞれ努力しています。栽培では筒に土を入れて伸びるので、写真のとおり真っ直ぐですが、天然のものよりも手間がかからないので、通常はこちらがお勧めです。
天然ものは玄人向けです。素人さんにはお勧めできません。ごつごつした芋を洗うのにも手間ですし、野性味あふれる味や香りは、やはり通好みだと思います。また、天然(ヤマドリともいう)の場合、あれっという感じで時にシャビシャビになるのもあります。掘り出しに根気と時間がかかるので、6000円から8000円が相場です。(ポキポキ折れたので特価の場合もあります。)
(これは、はるの産業まつり 2008 にみる春野の産業 というシリーズです。第6回)