円柱丸太加工施設

円柱丸太加工施設円柱丸太加工施設


 春野町森林組合では、主に間伐材を円柱丸太に加工しています。柵や階段などになるのですが、こうした木が使われると、山も良くなるのでいいことです。

 先日の久保田の信号機から、すぐ右側にこの加工施設があります。

 こうした加工によって、木っ端「こっぱ」が出るので、風呂を薪で沸かしている私などは、分けてもらっています。くいを作るのに斜めに切ったものもあるのですが、近頃は、業者がどんと持っていくようです。それをさらに粉砕して、おがくずをつくるとのこと。おがくずは、柱などを挽くときにノコくずとして出るのですが、近年は柱を使うような家が少なくなってきたので、こうした材料からも作るようです。さらに国産材だけのオガコも需要があるのだと思います。無駄なく使うことが、経営の安定にもつながりますから、いいことです。

 手入れしないで、建材はもとより、杭にも薪にもならないような木が増えているので、もっと間伐が進むといいなあと思います。

 そういえば最近、ペルーの人が森林組合で働いています。緊急雇用対策の一環のようです。


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この記事へのコメント
ここ、よく通ります。

間伐材の用途が広がり、林業に若者がたくさん戻って、春野が活気づくことを祈ってます。
Posted by ジョアキン at 2009年11月29日 01:42
私も以前製品を購入したり、端材を分けてもらったりしました。
街のホームセンターより格安と思います。
用途が豊富で捨てる所がありません。

もっと利用が高くなれば間伐材の需要も多くなり、山の手入れも進むのですが。
小さな建物ですが、春野の将来を支える大切な建物ですね。
Posted by お山の住人 at 2009年11月29日 07:43
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