「馬力」に対して「猪力」と言う言葉があるのかどうか???
2月17日。
猟期が終わった事を知ってか知らすが。
一夜にして草原や土手をイノシシが荒らしました。
その力は凄まじいものです。
他へ転用出来ればどれほどありがたいかわかりませんが。。。
この季節。
森の木の実も少なくなりエサに不自由し始めたようで、その行動は大胆です。
この場所はササユリの群生地。
以前紹介した貴重な場所です。
今回はゆり根を食べにきたようです。
「鳥獣による被害は?」と聞かれると。
ササユリを販売しているわけでもなく、この場合被害金額は0円。
ただ春先に楽しみにしていたササユリが見られなくなり、この地から絶えてしまいます。
茶畑の場合は畝間のミミズを食べ掘り起こすだけなので、茶の品質・収量に影響ありません。
掘り起こした畝間を手作業で直す日当が被害金額です。
「シカが植林した芽を食べたり、猿が椎茸を取ったり・・・」と言えば被害金額も大きいですが。
金銭的な被害ばかりが「被害」でないことを広く分かってもらえたらと思います。
ほんとに猪ってやつは!
なんとも憎い相手ですね。
かれも生きるための営みを必死でやっているわけですが、
こっちも生活がかかっています。甘い顔をしておれません。
鹿の場合もそうですが、獣肉の流通をより拡充して、需要と供給を増やすのが解決策になると思うのですが。
大阪の住人さん
確かにイノシシも生きるために手段を選ばす必死ですね。
しかし。
山で暮らす人間にとっても生活があります。
協定を結んで仲良く・・・。が理想ですが、そうもいきません。
戦うしかないようです。
これが山暮らしの現状です。
獣肉の流通も早急に考えなくてはいけない問題だと思います。
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