しいたけの菌打ち&ほだ木

しいたけの菌打ち&ほだ木春野の山々では春先、椎茸の菌打ちが行われています。秋に伐採したコナラの木を1m位の長さに切ってドリルでたくさん穴を開け、それに1個1個菌を打ち込みます。小槌で「コ~ンコ~ン」とたたく音が山々に響き渡り、小鳥のさえずりと共に何とものどかな風景です。
残念ながらこれですぐに椎茸は採れません。菌が木の中で少しずつ生長し、早くて1年後。まぁ~2年待たないと椎茸の顔を見る事がません。

大変大変長い月日がかかります。。。そんな春野の椎茸山の風景です。

さて、最近は家庭で椎茸の原木(げんぼく)栽培を始めるみなさんが多くなったようです。DIYのお店の園芸コーナーでもたくさん置かれています。

【椎茸の原木】この木にドリルで穴を開け、菌を打ち込まなくてはいけません。椎茸菌・ドリル・ドリル刃が必要になります。
【原木(植菌済)】椎茸菌を既に打ってあります。しかしすぐに採れません。
【ほだ木(遠州地方はぼた木・ぼたとも言います)】椎茸菌を打った原木が半年以上経過して菌が生長し、椎茸が発生出来る状態になっています。但し、しっかり環境を整えないと採れません。

これらを購入されたみなさんから。。。
「玄関に置いておけばいいの?」「お風呂場は?」「下に水盤をおけばいいの?」と熱心に質問されますが、いずれも「NO」ですね。
写真の通り、椎茸は本来自然環境の整った山で生育します。(または人為的に作った施設内で)・・・とは言いましても、なかなか普通のご家庭にそのような場所は少ないです。出来るだけ写真のような山をイメージ頂き、直射日光や風の当たらない場所をお勧めします。


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