春野の方言31 「お茶工場にて」

今年も春野の新茶シーズンが駆け抜けていきました。
ほとんどのお茶畑で収穫を終え、残りわずかです。

収穫が終わると、各茶工場で一斉に大掃除が行われます。
お茶畑、茶工場、家を不眠不休で行き来したお茶農家のみなさん。
疲れもピークを迎えた中の大掃除。

「工場の中が、らんごかあかないよ」
「これでしまいだで、ねきにやらんといかんな~」
「ちいっと疲れたで、いっぷくやらざ~」


疲れが増すと、春野弁もいっそう増しています。

今年の春野の新茶は、春先の恵みの雨と冷涼な気候が続いたおかげで、例年に無く高品質な新茶が出来たようです。
お楽しみにどうぞニコニコ


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この記事へのコメント
過酷なほどの大忙しのピークが過ぎたようで、はなはだお疲れ様でした。
方言。
「らんごかあかないよう」
これがどうにも分かりません。(後のふたつはりかいできるのですが)
「乱雑で駄目だよ」という意味になるのでしょうか。
方言はお国の手形。佳い味わいがあるものです。
Posted by 大阪の住人 at 2011年05月25日 08:26
「工場の中が(茶埃などで)散らかってしまって仕方ないよ」
「これで終わりだから、丁寧に掃除しないといけないなぁ」
「少し疲れたから、休憩やりましょう」

・・・こんな意味合いでしょうかね。

「らんごかあない」は散乱、散らかって手の付けられない様を言います。

疲れた時はなおさら方言が出ます。
これらも含めて春野の茶業の姿でしょうか。
Posted by お山の住人 at 2011年05月25日 13:35
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