昨日正午は春野の山々に一斉に消防車のサイレンが響き渡りました。
「山火事?」の誤報だったようで、幸い火災(有事)もなく一安心でした。
今朝の春野は朝から雨模様
これで山火事の心配はないようです。
今でこそ同報無線や電話などなど情報網が発達し、個人にすぐに火災の情報が伝わり、消防署・消防団・自主防のみなさんが迅速に対応出来るようになりました。
その昔は・・・。
写真の様な火の見櫓(やぐら)と半鐘(はんしょう)が各地域に存在し、その鳴らし(叩き)方で地元民に有事を知らせていました。
面白いHPがありましたので、ご紹介します。
「静岡県の火の見櫓」←(春野町を選択してください)
常葉学園大学造形学部のみなさんが調査された、県内の火のみ櫓と半鐘です。
春野にとっても大変貴重な調査です。そのご尽力に感謝致します。
他の市町村と比べて、春野は数が多い事に驚きです。またその形も実に様々です。
きっと春野を故郷に持つ人は、これらの火のみ櫓の姿と半鐘の音色を懐かしく感じるのでないでしょうか。15年ほど前までは、年末の火災予防の一環で春野町消防団のみなさんが「2点4点」を同時刻に叩いていました。同時刻なので一斉に半鐘の音色が山々に響き渡り、何とも風情がありました。冬のこの時期の「春野の音」としてすっかり定番でしたが。今は聞くことはありません。