私の田舎暮らし80 野生動物「ヒヨドリ」

私の田舎暮らし80 野生動物「ヒヨドリ」私は春野町で田舎暮らしをして今年の6月で7年目を迎えました。神戸で30年間会社勤めをし、定年後にこの地に家内と愛犬「タイちゃん」と3人で暮らしています。田舎暮らしをこれから始める方々に少しでも参考になればと思い、しばらく出来れば週一回(火曜日)に書かせていただきたいと思います。


私の田舎暮らし80 野生動物「ヒヨドリ」

【トマトの覆いのビニールシートを引きちぎろうとしている。】

(80)私の田舎暮らし 野生動物「ヒヨドリ」

 ヒヨドリは、体長は27cmぐらいで、頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、頬に褐色の部分がある。また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、ぼさぼさであり、冠羽となっており、翼や尾羽は灰褐色をしている。この頭の上のぼさぼさの冠羽がこの鳥をなんとなくぶしょったくしており、親しみを感じる風貌をかもしだしている。里山や公園などある程度木のある環境に生息し、都市部でも見られる。おもに樹上で活動するが、地上に降りることもある。飛ぶときは数回羽ばたくと翼をたたんで滑空するパターンを繰り返して飛ぶため、飛ぶ軌道は波型になる。鳴き声は「ヒーヨ!ヒーヨ!」と聞こえ、名前はこの鳴き声に由来するという。ヒヨドリは、1年中我が家の近くをけたたましく飛んでいるが、カラスのような被害は少なく、冬場の餌が少なくなった時期に、キャベツやブロコリーの葉を食べる程度である。私の隣の家には大きなセンダンの木があり、冬に黄色い実を沢山つけるが、毎日、ヒヨドリがやってきて、けたたましく鳴きながら飛びまわり,センダンの実を食べている。私の家の庭には、アオバラという落葉樹があるが、この木は、私がこの土地を手に入れた年に自然に生えてきた木であるが、この木が今では見上げるほどに大きくなり,2~3年ほど前から小さな実を沢山つけるようになった。この実が鳥たちの大好物であり、冬になると様々な鳥が実を求めておとずれるようになった。ヒヨドリもこ木の実を好む鳥の仲間であり、毎日やってきては食べている。写真は、トマトの覆いのビニールシートを引きちぎろうとしているヒヨドリの写真であるが、5月の末の巣作りの季節に、毎日通ってきてビニールシートを持ち帰っていた。そんなことでトマトの覆いのビニールシートには大きな穴がぽっかり開いてしまったが、居間の窓のすぐそばであったので、毎日か家内と熱心にビニールを引きちぎる様子を観察して楽しませてもらった。神戸にいるときにヒヨドリがどこかで雛がかえり、私の庭のメタセコイヤの枝にその一家が1日休んでいたことがある。このときも家の中から可愛い雛を観察して楽しませてもらった。


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