私の田舎暮らし83 野生動物「ダニ」

私の田舎暮らし83 野生動物「ダニ」私は春野町で田舎暮らしをして今年の6月で7年目を迎えました。神戸で30年間会社勤めをし、定年後にこの地に家内と愛犬「タイちゃん」と3人で暮らしています。田舎暮らしをこれから始める方々に少しでも参考になればと思い、しばらく出来れば週一回(火曜日)に書かせていただきたいと思います。


私の田舎暮らし83 野生動物「ダニ」

(83)私の田舎暮らし 野生動物「ダニ」

 蚊やブヨは、神戸でも庭でよく刺されたが、ダニはこの土地に来て初めてかまれた。私がこの土地に来て、初めてダニにかまれたのは、森林組合のアルバイトで森林調査をやっていた時である。昼食時に山中に車を止めて、アスファルトの林道の上で食事をし、食後アスファルトの上に寝転び昼寝をしていたときである。最初は何に刺されたのか判らなかったが、刺された所を人にみせると「タニ」であると言われた。この土地の人は、ダニのことを「タニ」という。最初の頃は耳を疑ったが、みんなダニとは言わず「タニ」という。その後自宅の庭でもかまれるようになったが、家の中ではかまれることはない。この土地で、よく刺されるのは、蚊、ブヨ、ダニである。私は、蚊に刺されても、昔からほとんど皮膚に何の影響も現れない。ブヨは、最初のころは刺されると皮膚が少しはれ上がり、その後刺されたあとのかゆみがしばらく続いたが、最近は刺されても少しかゆい程度ですぐに直ってしまう。しかし、ダニにかまれると、当初はそれほどでないが、時間が経つに従って直径5ミリぐらいに赤くなり、かゆみが増してきて、直るまでに1週間程度かかる。そのうちダニも免疫になるのではないかと思っているがなかなかならない。ダニは蚊やブヨと異なり、庭にいるだけではほとんどかまれることはない。長時間草抜き作業をしたり、草の上に座ったりすると刺される。かまれる場所はほとんどが手足であり、それも衣類の下である。従って、かまれもかんだ虫を確認することは出来ないが、かまれた跡とその症状からダニと判断できる。蚊やブヨは、蚊取線香である程度防ぐことが出来るが、ダニは今のところ防ぐよい方法を知らない。ダニは、世界で約2万種あると言われ、比較的小型のものが多く、大きいものは直径1cm程度のものもあるという。人間につくダニと犬につくダニは異なる。タイちゃんは、よく目の上あたりにダニがくっついている。大きくなると小豆大にまで膨らむ。皮膚にしっかりと噛み付いており、なかなかとれない。タイちゃんは、ダニを取り、つぶすと必ず臭いをかぎたがる。タイちゃんは、土の上で寝かせておくとおなかを何箇所も刺され赤い直系5ミリ程度の斑点が出来、痛々しい。最近は、ダニが出る季節になると、4月ごろと9月ごろに液状の薬を首の辺りに垂らしてやっているが、かなり防げる。 


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この記事へのコメント
ぼくはブヨが苦手です。
あれに刺されると、1週間くらい痒みがとれません。それも鈍い痒みなので、よけいに始末が悪いです。

大学の講義をされるとか。
通うのが大変ですね
Posted by 大阪の住人 at 2008年10月07日 13:27
大阪の住人さんこんばんわ。
私もここへ来るまでは、ブヨに刺されると1週間ぐらいはなおりませんでした。
ブヨは免疫になりましたが、ダニはまったくだめです。

大学の方は5年目になりましたのでなれましたが、通うのに車で1時間半かかりますので大変です。
でも1週間に一度若い学生と交わるのは、楽しいです。
Posted by タイちゃん at 2008年10月07日 18:52
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