私の田舎暮らし199 「我が家の春夏秋冬」 

私の田舎暮らし199 「我が家の春夏秋冬」 春野町で田舎暮らしをして今年の6月で11年目を迎えます。神戸で30年間会社勤めをし、定年後にこの地に家内と愛犬「タイちゃん」と3人で暮らしています。田舎暮らしをこれから始める方々に少しでも参考になればと思い、しばらく出来れば週一回(火曜日)に書かせていただきたいと思います。
 【写真】ホウレン草



私の田舎暮らし199 「我が家の春夏秋冬」  【写真】焼肉レタス

(199)私の田舎暮らし「我が家の春夏秋冬」:秋(4)

 ホウレン草、焼肉レタスの種蒔は、9月中旬に行う。ホウレン草は、酸性土壌を嫌うので、堆肥と一緒に薪ストーブの灰や石灰をまき、土壌をアルカリ性にすることが大切である。又ホウレン草は、発芽しにくいので、種を筋蒔きにした後、土を少し厚めにかけ、その上に籾殻をまき、ジョロで水を十分かける。水遣りは発芽するまで、毎日夕方に行う。水遣りについては、本などには、他の作物についてもそうだが、朝晩やるように書かれているものが多いが、実際に朝、畑を見ると前の晩にあげた水で畑が十分湿っているので、私は朝方の水遣りは必要ないと判断し、やっていない。このようなやり方を長年実行しているが、問題はないようである。発芽して少し大きくなったら、株間が狭い部分を間引き、これも味噌汁の具にしたりして利用している。ホウレン草が大きく成長したら、収穫は、根から抜かず、葉っぱのみを収穫すると又芽が出てきて長期間、利用することが出来る。こういうやり方は、家庭菜園だから出来ることであり、きれいな葉っぱだけ収穫でき、又、根を切る必要も無く、よい方法だと思う。家内はよく味噌汁の鍋を火にかけておいて、その間に畑に行って野菜を採ってくるが、家庭菜園ならでは出来ないことである。ホウレン草は、11月中旬から翌年花が咲く春先まで利用でき、我が家の大切な野菜である。

 我が家では最近、レタスは焼肉レタスばかりを栽培している。それまでは、結球するレタスとかサニーレタスを栽培していたが、これらは霜に弱く、また春蒔きにするとすぐに董立ちをしてしまう。しかし、焼肉レタスは、このような問題に比較的強く、董立ちも遅く、董立ちしても周囲の葉っぱは柔らかいため利用できる。焼肉レタスはもちろん焼肉を巻いて食べても美味しいが、ほかのレタスと同じようにサラダや味噌汁の具としても利用できる。栽培も結球するレタスなどと比べると簡単であり、たっぷりと堆肥を入れた畑に筋蒔きにして、薄く土をかけ、その上に籾殻をまいてから十分散水すればよい。発芽するまでは毎日夕方に水遣りをする必要があるが、発芽率も高く栽培は簡単である。虫にも強くて青虫などもほとんど付かない。


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この記事へのコメント
自他共に認める野菜嫌いの小生ですが、なんだかレタス巻きの焼き肉が食べたくなりました。
それに、お鍋を火にかけて置いてから、摘み取ったホーレン草の味噌汁も美味しかろなと、生唾ごっくん
Posted by 大阪の住人 at 2011年02月02日 09:09
「大阪の住人さん」こんにちわ。
自分で野菜を栽培している人は、よく知っていますが、家庭菜園は、そんなに広くなくても、結構、2人で食べるぐらいのものは、十分まかなうことが出来ます。
種から育て、苦労して栽培した野菜は、「出来るだけ、無駄のないように利用してあげなくては」と言う気持ちになります。
Posted by タイちゃん at 2011年02月02日 14:02
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