春野の方言 1 「道作り」

春野の方言 1 「道作り」遠州地方にも様々な方言・独特のアクセントがあります。そんな中で春野ならではの方言(言葉)があります。 「道作り」と言えば、大体の春野人には通じます。他の人は「道路を新しく作ることかな?」と思われがちですが。
「道作り」とは、自治会(町内会)で行う道路や側溝などの草刈・清掃作業です。特に盆前や秋祭りの前に行われます。一歩春野から外に出て「来週道作りがあるからなぁ~」と言ったらどうなるか。不思議な顔をされるか。爆笑されるか。いずれも相手に意思が通じないでしょうね。

なぜ「道作り」と言うのか???
自動車が普及するずっと以前から、盆や祭典の前に人間の歩く道(街道)をきれいに整えて、神(仏)や外からの客人を招き入れたと思います。また台風や大雨で崩れた道を、集落の人達が集まって人力で直したことでしょう。
いずれも田舎の小さな集落でみんなが助け合い、地域を維持してきたなごりが「道作り」と言う言葉として、未だ残っているのだと思います。

どこかで春野人に出会ったら、テ~スト♪「道作りって知ってる?」と聞いてみてください。


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この記事へのコメント
 これはアクセントが
みちづくり
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と語尾を下げない。。。ですよね
Posted by たけ茶ん at 2007年01月24日 05:55
そうですね。
文章にするとアクセントや微妙なニュアンスが難しいなぁ~
「みちつくり」・・・と抑揚つけず、同じアクセントで通じるかな?
今の若者にわかるかな?
Posted by お山の住人 at 2007年01月24日 07:53
 ムム、
「つ」ですね、「づ」も使うこともあるような

 うーんどっちなんだ。
Posted by たけ茶ん at 2007年01月24日 08:22
はじめまして、引佐町の月光乾麺こと野末と申します。

引佐町も自治会の人々が町から現物支給を受けて道の補修や側溝を増設します。

盆や祭りとかの前にやるのではなくて年間の事業の中で本来予算をたてて業者さんにお願いするところを行うものです。

難しい工事は出来ませんが合併後の現在でも一市多制度のもと現物支給制度である程度の予算枠を市から頂いております。

春野さんの「道つくり」とは若干意味合いが違いますが、どこか故郷を守ろうとする気持ちを共有している気がしました。

又、地域協議会の話も聞かせてください。
Posted by 月光乾麺 at 2007年01月25日 20:06
 月光乾麺さん、こんにちは。

 こちらもコンクリート舗装とかやりますよ。
生コンの現物支給で、昨年度で三件だったかな。
主に山の中の道が多いですが。

 現物支給制度は、継続するようなことを
前回の協議会でやりました。

 地域協議会の話は、以前ブログを探すと
委員では野末さんのしか見つけてないのですが、
みんな発信すればいいのにと思っています。
先日の様子も、いずれアップしたいと思いますので、
今後ともよろしくです。
Posted by たけ茶ん at 2007年01月25日 20:37
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