私の田舎暮らし その11

私の田舎暮らし その11私は春野町で田舎暮らしをして今年の6月で6年になります。神戸で30年間会社勤めをし、定年後にこの地に家内と愛犬「タイちゃん」と3人で暮らしています。田舎暮らしをこれから始める方々に少しでも参考になればと思い、しばらく出来れば週一回(火曜日)に書かせていただきたいと思います。

           写真【そばの花】

(11)私の田舎暮らし 「田舎暮らしで変わったこと」
 
 私は企業の研究所に勤めていたが、その頃新製品等の開発で毎日忙しくしていた。神戸から東京への日帰り出張の多い時には週に2度あることもあった。出張がない時は、社内で会議や実験に関する共同研究者との打ち合わせなどがあった。家に帰っても報告書の作成などで毎日睡眠時間は少なく、忙しい日々を過ごしていた。しかし、田舎暮らしを始めて毎日毎日外で力仕事をするようになり、衰えかかっていた体も蘇り力もついてきました。ログハウスの建設などで毎日重たい丸太を扱うが次第に力が強くなり逞しくなってきた。会社を辞めて一番変わったことは、人間的なストレスが格段に少なくなったことである。会社勤めをしていて一番しんどく感じる時はどんな時か。仕事が忙しい時か。いくら仕事が忙しくても、体はしんどくも精神的にあまり問題ありません。かえって、そんな時でも仕事がうまくいっている時は、忙しさの中にも達成感を感じ、快感をも感じることさえあります。一番しんどく感じるのは、人間関係でトラブルが生じた時だと思う。これが起こると一度に疲れを感じ、体がしんどくなる。田舎暮らしをして豊かな自然に毎日せっすることにより、こういった利害関係にある人とのストレスから開放されたことは確かです。こういった利害関係にある人に関係したストレスから開放されると、人間は素直になり自分に正直に生きてみようと思い始めるのではないかと思う。会社にいた時は、朝から晩まで人と接触していた。しかし今の生活は、家内がいないときなど朝から晩まで誰とも会話しない時もある。私はメールはよく使いますが電話は、家内の専用回線みたいで私はほとんど使いません。ですから、我が家は電話がかかってきても私はほとんど出ません。みんな安心して電話をかけてきますが、たまに家内がいなくて私が出るとみんな困っている様子です。私は長年研究生活をしてきましたから、ひとつのことをしつこく1年でも2年でも考えチャレンジすることは苦痛てはありません。しかし、このような良く言えば丁寧な、悪く言えばしつっこいやり方は、良いことばかりではありませんからよく家内から注意されます。


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