私の田舎暮らし 36「ログハウスの建設-12」

私の田舎暮らし 36「ログハウスの建設-12」私は春野町で田舎暮らしをして今年の6月で6年になりました。神戸で30年間会社勤めをし、定年後にこの地に家内と愛犬「タイちゃん」と3人で暮らしています。田舎暮らしをこれから始める方々に少しでも参考になればと思い、しばらく出来れば週一回(火曜日)に書かせていただきたいと思います。

(36)私の田舎暮らし 「ログハウスの建設-12」

 ログハウスは、下からだんだんログ材を積んでいくため、一般の住宅と異なり屋根が最後になる。このため建設中は、雨ざらしになり、ログ材や柱や土台の腐食が問題になる。このため、防食材としてクレオソートを塗りながら作業を進めたが、土台を設置してからすでに二年を経過しており、ログの一部は、腐り始めているところもあった。このため、出来るだけ早く屋根に防水シートを張るところまで作業を進めたいと思っていた。ところがこの防水シートが雨漏りをしたのである。近くの大工さんに聞くとこのようなことはよく起こるので、大工さんも出来るだけ早く屋根材を張るようにしているとのことであった。しかし私は、屋根材として何を使うかまだ決まっていなく、防水シートを張ってからゆっくり考えればよいと思っていたのである。このため不細工な話であるが防水シートの上から、更に、ブルーシートをかけることになってしまったのである。屋根材としては、カラーベストなどのスレート材、カラーの平板トタン、波板トタンが候補として考えていたが、色々調べた結果、カラーの平板トタンを使用することにした。この材料は、幅20cm,長さ1.8mの板状のトタン材で、これを一部重ねながら張っていくのである。これについてはいろいろ調べたが、施工法を素人でも理解できるように説明したものは見つけることが出来なかった。仕方なく、ホームセンターの店先で、見本用に仮組み立てをしたものを何時間もその前に立って観察し、メモしたりしたがなかなか理解できなかった。店の人に聞いてもらちがあかず、何かわからないことがあればメーカに聞いてておくのでということで直接私がメーカに聞くことはしてくれるなと言うのである。こんなことでは、疑問点が次から次へと出ることは分かっていたので困ってしまった。そんな時、店でもらった資料にメーカのファックス番号が記載されていたので、駄目元でここに丁寧なファックスを送り、これにこちらのメールのアドレスも書いておいた。するとすぐにメーカの担当者より丁寧なメールが送られ、それには施工法をカラー写真で順番に示した分かりやすい説明もついていた。そして分からないことがあればいつでも電話なりメールで質問してくれとも書かれていた。このようなことがありそれ以後は、順調に作業を進めることが出来た。今から考えると、ホームセンターは、専門業者への販売を主に考えており、素人の我々を対象にしていない様である。しかし少し配慮して、このような説明書を用意しておけば、さらに販売量を延ばすことが出来るのにと思った次第である。


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