私の田舎暮らし その17

私の田舎暮らし その17私は春野町で田舎暮らしをして今年の6月で6年になりました。神戸で30年間会社勤めをし、定年後にこの地に家内と愛犬「タイちゃん」と3人で暮らしています。田舎暮らしをこれから始める方々に少しでも参考になればと思い、しばらく出来れば週一回(火曜日)に書かせていただきたいと思います。

(17)私の田舎暮らし(愛犬「タイちゃん」②)

 タイちゃんは、春野に引っ越す6月1日まで約4ヶ月を神戸の住宅街で過ごした。この時期は犬が最も可愛い時期でもあり、近所のアイドル的な存在であった。自宅のすぐ近くに小学校があり、毎日大勢の小学生が自宅横の道を通学していた。タイちゃんを庭に放し飼いにしていたので、通学・帰宅の時間には、毎日フェンス越しに子供達に愛嬌を振りまいていた。この小学生の中に3~4年生の男子の二人組がおり、彼らが特別タイちゃんに熱心であった。この子供達は、最初はフェンス越しにタイちゃんと遊んでいたが、その内にフェンスを乗り越えて庭に入ってきて、ランドセルを置いて遊ぶようになった。子犬のしつこさは誰でも経験していると思うが、この年頃の男の子のしつこさはさすがのタイちゃんも閉口してしまい、最後はタイちゃんの方が疲れて座り込んでしまっていた。あまり長く遊んでいくので家内が心配して「家の人に言ってあるの」とか「ランドセルを置いてから遊びに来ては」とか言っていた。引越しも近づいたある日、家内が彼らに「タイちゃんは静岡の田舎に引っ越すの」と言った時、家内は彼らから激しい抗議を受け、いろいろ提案を言われたそうである。彼らの家では犬を飼ってもらえないので毎日タイちゃんのところへ来て遊んでいたのである。この時期タイちゃんのいたずらは群を抜いていた。ある日、温水器が使えなくなり業者に見に来てもらうと、電気配線をタイちゃんが噛んで切断していた。また、はしゃぎ回り大きなガラス戸のガラスを割ってしまったりもした。
                              次回に続く


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