春野の方言 7 「のめっちょ」「かんじぃ」

春野の方言 7 「のめっちょ」「かんじぃ」春野の子供たちからこんな言葉が聞けるとは!!!

先日の犬居小学校通学合宿での一コマ。
「気田川にいる生き物は?」の問い掛けに、数ある生き物の名前が並ぶ中「のめっちょ」「かんじぃ」の答えがありました。

春野以外の人は、またまた「???」では。

正式には「のめっちょ」は「あぶらはや」。「かんじぃ」は「かじか」でしょうか。
【違っていたら訂正をお願いします】

いずれの魚も気田川を始め、春野の小川や沢でよく見かけます。
子供の頃、水目がね片手にあみやもりを持ち、または釣り糸にご飯粒をつけこれらを捕ったものです。春野の子供たちの魚捕りデビューはこの魚だった人も多いはず。

今でも子供たちの間で呼ばれているとは、ちょっと驚きそして安心しましたicon02
得意げに答えてくれた子供たちに、大人から一言。。。

『他へ行って「のめっちょ」「かんじぃ」は通用しないから、気をつけてください・・・」(笑)


春野の子供たちも夏休みに入りました。子供の数は少なくなりましたが、「涼」を求め川遊びをする子供の元気な姿はいつの時代も変わりありませんね。今年も春野では、そんな夏の光景を目にします。


同じカテゴリー(春野の方言)の記事

この記事へのコメント
初めまして!!

のめっちょ・・・懐かしいな~って私は今も使ってますよ。ヤマメ釣ってるときますよね。

父の出身が春野町領家、秋葉山登山道の入り口、九里橋近辺なんです。

私は浜松育ちなのですが、鮎の季節は月の半分は父の実家に泊まりこんで友釣り三昧してました。
今、忙しくて遠のいていますが、またやりたいな~。
Posted by たけぞー at 2007年07月27日 00:22
たけぞーさん はじめまして。

お父さん譲りの春野弁?是非これからも使っていきましょう。領家坂下だと気田川本流も近いし、栃川もあるし、魚釣りには恵まれたご実家ですね。

ご多忙のようですが、いつでもお気軽に春野までどうぞ。
Posted by お山の住人 at 2007年07月27日 07:52
お山の住人 さん こんにちは。
小生「ノメッチョ」は全く記憶にありませんが、
「カンジー」は、”水鏡”で川底を覗きながら”伏せ網”でよく獲りました。

気田で「ネギバヤ」と言っていた魚、「オイカワ」のことだと思うのですが、これ現在でもいますかね。

夕方、浅瀬の”テンカラ釣り”で「ハヤ」がよく釣れましたが、時々「ハヤ」よりも大きくて、婚姻色をしたきれいな「ネギバヤ」が釣れると、嬉しかったものです。
Posted by 尾張仁 at 2007年07月27日 14:42
尾張仁 さん

「のめっちょ」の正式名称、私もちょっと自信がありません。多分おっしゃる魚がのめっちょではないでしょうかね?

「かんじぃ」も「のめっちょ」も雑魚なので決して美味しい魚ではありませんでしたが、それでも子供心に得意げに家に持ち帰ったことを思い出します。
Posted by お山の住人 at 2007年07月27日 18:34
のめっちょ→あぶらはや(ばや)でしたね♪
釣れるとハリを外すのに魚を掴みたくない(爆)
何故って、凄く生臭く、ヌルヌルが凄いから(汗)それが(あぶらの)語源でしょうか??

昔は、淵に大きな30CM位のハヤ(ウグイ)が群れていたんですが最近はどうなんでしょう?釣りやらなくなりましたから(-。-;)

>『他へ行って「のめっちょ」「かんじぃ」は通用しないから、気をつけてください・・・」(笑)

いやいや!これがイインデス♪
話しのネタに(笑)
方言とか昔言葉が面白いんですよ♪

『舌がびんずるような、おっしいが飲みたい』
↑地元民なら何て言ってるかわかりますよね(^m^)!?
Posted by 天狗丸 at 2007年07月27日 22:00
天狗丸 さん

最近私も川にはすっかりご無沙汰です。
どんな魚がいるのか?
遠くから眺めるばかりで・・・。

方言は相手に安心感を与えますよ。
無理して覚えるものでもなく、地域密着の暮らしをしていれば自然と身につくもの。
春野の子供達もそんな暮らしを送っているのではないでしょうかね!
Posted by お山の住人 at 2007年07月28日 07:45
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
春野の方言 7 「のめっちょ」「かんじぃ」
    コメント(6)